病気の時の対策(1)
糖尿病の人が病気になったときはいくつか注意することがあります。
1.まず、風邪などの治療をする
病気なったときはまず受診し、適切な治療をうけましょう。
2.水分を十分にとる
かぜなどの病気の時は熱が出たり、血糖を上げるホルモンがでるので血糖値は上昇します。
このため、たくさんの尿がでて、体の水分が少なくなり脱水症状になりやすくなります。また熱のため汗をかくとさらに水分が少なくなります。
自分で思っているよりも体の水分は少なくなりやすくなっています。以下のようにして水分を補給しましょう。
(1) 30分〜1時間ごとにコップ1杯弱は飲みましょう。
水分は塩分の入っているもの、例えばコンソメスープや味噌汁、ポカリスエットなどがよいでしょう。
(2) 通常の食事ができる状態の時は糖分の入っていないものを飲みます。
3.薬について
(1) 内服薬の人
病気の程度により変わりますので主治医と相談してください。
(2)食事ができる状態のとき
通常通りで構いません。食事ができないときは主治医と相談してください。